エンターキーを押すと、ナビゲーション部分をスキップし本文へ移動します。

ここから本文です。

4号(交流会報告、実践研修より、高等部の取組等)

2026年7月27日
発行:きこえとことば支援センター(秋田県立聴覚支援学校内)

難聴児童交流会を終えて7月11日(土曜日)

交流会には、県内の小学校に通う児童11名とご家族、担任の先生方が集いました。

補聴器等の点検、自己紹介の後、児童は4チームに分かれてレクリエーションを行いました。順番を相談して決めたり、仲間を応援したりなど声を掛け合う姿がたくさん見られました。

保護者情報交換会では、聴覚障害をもつ職員の小学校時代の体験談や振り返って大切だと考えることについて話を聞きました。その後、保護者同士で日頃感じていることについて語り合いました。

子どもたちの聞こえ方、コミュニケーション方法は個々によりますが、聞こえにくい仲間との出会いは自己理解を深める上で大切な機会になります。交流会が子どもたちやご家族の出会いの場となり、つながりが広がれば幸いです。

レクリエーションで割り箸ダーツをやる様子の写真
レクリエーションでグループ4人で話し合っている様子の写真

特別支援学校実践研修より(小学校低から中学年)における取組

4月から在籍校訪問や実践研修等を通じ、多くの学校を訪問しています。今回は参観させていただいた授業の中から、低学年から中学年における素晴らしい取組をいくつかご紹介します。 小学校学習指導要領総則では、障害のある児童などの指導に当たっては、「担任を含む全ての教師間において、個々の児童に対する配慮等の必要性を共通理解するとともに、教師間の連携に努める必要がある」ことが示されています。各校でも個別の教育支援計画をもとに、個別の指導計画等に教科ごとの具体的な手立てを工夫されていることと思います。

難聴学級の取組

  • 助詞「が」と「を」を意識して話せる文字カードを使用。
  • 文を読み、動作化(実際の動きで表現)することで意味理解を確認。
  • 交互読み、声量大・小での読みなど楽しく読む。褒めながら発音の修正(正しい発音を聞かせる)を誘導。
  • 黒板の隣に既習事項や前時の気付きを掲示し、見通しをもたせる。
  • 自分で育てた野菜を教材にすることで、実体験を通して重さの量感の理解につなげる。

交流学級の取組

  • 話者が特定できるように、発表者は前に出て全体を向いて話すように促す。(補聴援助システムを利用していないケース)
  • 交流学級担任が名前を呼んで、注意を促してから話し始めるようにする。

上記のような手立てにより、子どもが安心して理解を深められる授業となっていました。夏休み明けの指導の参考となれば幸いです。

南の交流会を終えて6月25日(木曜日)

サテライト南教室の会場でもある大曲交流センターで、県南地区の児童2名(1、4年生)、保護者2名、担当者2名にご参加いただきました。学校や家庭での様子を話題にしながら全員でレクリエーションを楽しみ、少人数ならではのアットホームな交流会となりました。

はじめは緊張していた1年生も、先輩に優しく誘われたりじゃんけんをしたりするうちに仲良く交流することができ、保護者から「子ども達、保護者の横のつながりを広げられた」と感想をいただきました。今後も秋田市から離れた地域で学ぶ児童、保護者、担当の先生方が出会い、交流できる機会をつくっていきたいと思います。

レクリエーションで児童2人が話し合っている様子の写真

高等部の取組

普通科の生徒に依頼し、きこえとことば支援センター職員が他校等での難聴理解学習や研修で使う文字カードやヘッドホンを運搬するためのトートバッグをリメイクしてもらいました。縦長の大きなバッグを半分に裁断して縫製し、取っ手、オリジナルワッペンを取り付けてくれました。大切に使います!

オリジナルワッペンをシルクスクリーンで製作する様子の写真
オリジナルワッペンをバッグに縫い付ける様子の写真
完成した2つのトートバッグの写真

〈注文を受けての感想〉

注文を受けた時、私にできるか不安になりました。製作の時、初めての分厚い生地で切る時に曲がりそうになったことが大変でした。リメイクバッグを渡した時、照井先生が喜んでくれたのを見て、とても嬉しかったです。次はもっと丁寧に仕上げたいです。普通科1年(中学校難聴学級出身)

このほか、情報デザイン科には名刺や記念品のメモ帳なども制作してもらっています。
9月に高等部説明会がありますので、各科の学習内容等、お知りになりたい方はご参加ください。

お知らせ

聴覚障害教育担当者研修令和8年8月6日(木曜日)10時から11時45分まで

日本コクレアの上野氏より、人工内耳の管理、メンテナンス、留意事項、卒業後の便利な使い方等についてお話しいただきます。各校宛てにご案内をお送りしております。締切は過ぎていますが、随時参加を受け付けております。

一側性難聴児童生徒の集い令和8年8月8日(土曜日)9時30分から11時30分まで

一側性難聴児童生徒とそのご家族、担当者を対象に、一側性難聴の方の経験談を聞いて聞こえの状態や必要な支援を学んだり、情報交換をしたりします。関心のある方はお問い合わせください。

第1回全校授業研究会令和8年9月17日(木曜日)

授業参観と研究会を通して、授業における支援方法などを知っていただくことができます。

中学部3年生:生活単元学習(修学旅行に向けた内容の学習を予定)

お問い合わせ

きこえとことば支援センター(秋田県立聴覚支援学校内)
【直通携帯電話】090-8784-6302 
〒010-1409 秋田市南ケ丘一丁目1番1号
【聴覚支援学校】
TEL:018-889-8572
FAX:018-889-8575             
E-mail:chokaku-s_shien@akita-pref.ed.jp

本文はここまでです。エンターキーを押すと、本文の先頭へ移動します。
ページの先頭に戻る