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6号(学校行事における支援や配慮、北の交流会、オンライン情報交換ルームなど)

2026年10月29日
発行:きこえとことば支援センター(秋田県立聴覚支援学校内)

学校行事における支援や配慮について【学習発表会編】

学習発表会や文化祭は、児童生徒が練習の成果を発揮し、仲間と一緒に楽しむ大切な行事です。聞こえにくい子どもが安心して発表したり、他のクラスの演技等を楽しんだりするためには、発達段階に合わせて見て分かる工夫や、音の情報を伝える工夫が大切です。
今回は、聴覚支援学校の学習発表会における支援や配慮を紹介します。

発表する子どもへの支援

音楽の合図は、子どもが見える配置で

子どもから見える位置で模範を示したり、ダンス曲に合わせて指でカウントしたりすることで、目でリズムが取りやすくなります。[写真1中学部の太鼓演奏]

中学部ステージ発表の様子の写真
写真1子どもが見える位置で模範や合図を示しています。

台詞のタイミングを見て分かるように提示

写真カードや始めの1音を指文字で示すことで、誰が話すのか、台詞のタイミングが分かりやすくなります。[写真2幼稚部の劇]

幼稚部ステージ発表の様子の写真
写真2タイミングを合わせて写真カードを示しています。

練習中の変更点は、実際にやって見せる

言葉だけでなく、動きや場所を使って確認すると、変更内容が分かりやすくなります。

発表を鑑賞する子どもへの支援

  • ステージやスクリーンが見えやすく、演者の声が聞こえやすい場所に座席を配置します。
  • プログラムをスクリーンに映し、文字の色を変えたり、現在の演目名に目印をつけることで、進行が分かるようにします。[写真3]
  • 補聴援助システム「ロジャー」がある場合は音響機器とマイクを接続することで、ざわざわした中でも話者の声が聞き取りやすくなります。
情報保障のスクリーンの写真
写真3プログラムをスクリーンに映し、
次の演目名を黄色で表しています。

北の交流会(9月29日)を開催しました

今回は、小学生4名と保護者、担任の先生にご参加いただきました。

子どもたちは、ゲーム「秋のことばビンゴ!」「あっちむいてほい」を通して次第に打ち解け、笑顔いっぱいで楽しむ様子が見られました。はじめてビンゴを経験する子どももいましたが、すぐにルールを理解し、秋の言葉に触れながら楽しく活動していました。

保護者情報交換会では、聴覚障害教員の経験談をもとに、それぞれのご家庭での様子や日頃感じていることについて話し合いました。「汗をかいて補聴器の調子が悪くなることがある」「ルールを確認して、今年から自転車に乗せたいと考えている」といった話題が上がり、お互い の考えや悩みなどを共有する貴重な機会となりました。

北の交流会でゲームで交流している様子の写真
ゲームで交流する様子1
北の交流会でじゃんけんゲームをしている様子の写真
ゲームで交流する様子2

〈報告〉高等部・高等部説明会、中学部説明会

聴覚支援学校では、本校についての理解を深め進路選択の一助としていただくことを目的に、毎年全県の難聴児童生徒在籍校に説明会のご案内をしています。9月8日(火曜日)の高等部・高等部専攻科説明会には6名(本校中学部生含む)、25日(金曜日)の中学部説明会には4名(小4以上対象)の参加がありました。

説明会では、各学部の教育課程や学校生活の説明の他、授業参観や体験授業、寄宿舎見学などを通して本校の雰囲気を知っていただくことができました。

参加者アンケートから(一部抜粋)

児童:
・英語の体験学習で、全部正解できてうれしかった。
・中学部の先輩の説明が分かりやすくて、学校探検も楽しかった。

生徒:
・見たことのない色々な機械があった。新鮮で面白そうだと思った。

担任:
・小学校から中学校の内容へ抵抗なく進めるような体験授業で有り難かった。自学級でも取り入れたい。
・普段英語の学習は様々な音がする中で行っているので、児童も聴覚支援学校の良さが分かったと思う。

保護者:
・先生方が一人一人の様子を見ながら分かりやすく丁寧に指導されていたのが印象に残った。
・一方的に先生が話すだけでなく、生徒とのやり取りが多く授業に集中しやすいように感じた。
・自分が思っていたよりも、高等部の学科やコースがあった。

第2回オンライン情報交換ルーム(10月9日)を開催しました

今回は3名の難聴学級の先生が参加され、自立活動をテーマに情報交換を行いました。補聴器や補聴援助システム、難聴学級同士の交流や思春期ならではの心の揺れ等が話題になりました。

特別支援教育アドバイザーからは「子どもの話をじっくり聞くこと」「どんな場面であれば補聴器をつけられるか等を、焦らずに機会を捉えて話題にしていくこと」等の助言があり、有意義な時間となりました。

情報交換ルームの画面の写真

感想

  • 気付きがたくさんあり、いい時間になった。他の難聴学級との交流は、年齢が近い仲間であるため話しやすいようだ。今後も交流を続けたい。
  • 実態を基に、目標(短期、長期)と内容をしっかり考えて、自立活動を計画的に進めたい。これからも前向きな言葉掛けをしていきたい。
  • 実態をふまえて補聴援助システムの使い方を考えていきたい。

次回

令和9年1月13日(水曜日)13時30分から14時30分まで(予定)
是非ご参加ください。

お知らせ

1.手話学習会

11月11日(水曜日)15時50分から16時30分まで
習熟度別に分かれます。

2.体験型スポーツ教室・交流会

11月13日(金曜日)11時から12時40分まで
デフアスリート岡部祐介さんをお迎えします。

3.先輩と語る会・中学生の交流会

12月11日(金曜日)13時30分から15時まで
本校卒業生の髙橋洸佑さんよりお話を伺います。

4.先輩に学ぶⅢ(高等部自立活動)

12月16日(水曜日)13時30分から15時20分
デフバスケ副理事長石川友正さんをお迎えします。

お問い合わせ

きこえとことば支援センター(秋田県立聴覚支援学校内)
直通携帯電話:090-8784-6302 
〒010-1409 秋田市南ケ丘一丁目1番1号
聴覚支援学校
電話:018-889-8572
ファクス:018-889-8575             
Eメール:chokaku-s_shien@akita-pref.ed.jp

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