文房具~スティックのり 2~
秋田県立視覚支援学校オリジナルキャラクターのチューモくんです。
このシリーズでは、弱視児が使いやすい文房具を紹介していきます。
今回紹介するのは、転がりにくいスティックのりです。
チューモ君日記では、これまでも、弱視児は、机の上に置いたもの、床に落としたものなどを見つけにくく、いろいろなものを迷子にしやすいという話を何度もしてきました。
それを少しでも解消するために、過去には、トレー型の筆入れ、ペン型の消しゴム、ボディが三角形や四角形のスティックのりなどを紹介しました。
今回紹介するのは、トンボ鉛筆が2010年に立ち上げたブランド、ippo!シリーズのippo!スティックのりです。このシリーズは、子どもたちに使いやすい工夫をしたもので、スティックのりは、キャップ部分に一工夫されています。(写真1)
キャップ部分がしずく型になっており、鳥のくちばしのように尖った部分がストッパーになって、机の上で転がることを防ぎます。
また、この尖った部分に指をかけることで、キャップが外しやすくなるという利点もあります。(写真2)
キャップを外すと、中はトンボ鉛筆のスティックのり「消えいろPIT」と同じ、色付きのりです。のりの色が青いので、弱視児にも塗った場所が分かりやすくなります。
また、キャップがはまる部分が黄色になっており、キャップを閉めたときに黄色の部分が見えているとしっかり閉まっていないサインとなります。これにより、閉め忘れによるのりの乾燥を防ぎます。(写真3)
使いやすい道具を使うことで、学習効率ががります。
ただ、いつも言っていますが、全ての人に、「これがベスト」という文房具はありません。いろいろ試して、自分が使いやすいものを探してみましょう。