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ここがポイント教科指導 家庭科編

家庭科は、日々の生活に関連した科目であり、自立した生活をしていくために大切な教科です。今回は、家庭科の指導で大切にしていることや授業で使用した視覚に配慮したグッズや授業での工夫を紹介します。

★大切にしていること

1 実践的・体験的な活動

見えない、見えづらいことから経験不足とならないように、どうしたらできるか考え、視覚に配慮した道具等を取り入れながら、見え方に応じた工夫をし、調理実習やミシンでの製作活動を行っています。

2 安全で確実な動作の獲得

調理や裁縫、ミシン、アイロン等実技の活動では、危険を伴うことが想定されます。そのため、初めて行う活動では正確な方法で、基礎を身に付けてほしいと考え、一つ一つ確認しながら丁寧に作業を進めています。また、見えにくさを補うための、触覚や聴覚等を用いた判断方法や視覚に配慮した道具の提案をしています。

★調理

①「白黒両用まな板」食材に応じて見やすい面を使います。
②「置いて計れる計量スプーン」置くことで平行が保て、両手を使えます。(貝印 他)

★裁縫

「デスクレダー(らくらく糸通し)」針と糸を決められた位置にセットすると、簡単に糸通しができます。(クロバー株式会社:デスクスレダー<クイック> https://clover.co.jp/seihin/quick.html
②「ワンタッチ針」針穴の先端にある隙間に糸をセットし、押しつけると穴に糸が通ります。

様々な物や方法を試し、自分にとって使いやすいものを選び、安全で確実にできる方法を一緒に考えながら学習に取り組んでいます。道具や手指の使い方の工夫でできるようになることもあります。

★計量時の工夫

①粉の計量 
多く取り、すり切ることがポイントです。すり切りは、箸や指で代用できます。
②液体の計量(視覚を活用する場合)
計量スプーンを平行に保つことがポイントです。器の上で行うと、こぼれる心配がなくなります。押して時だけ出てくる醤油のボトルは、自分で量を調節できます。
③液体の計量(触覚を活用する場合)
指先で液体を感じられるように、計量スプーンの物を入れる部分「つぼ」の近くを持つことがポイントです。

★一人でミシンをかけるための工夫

(写真①)布がよれないように、縫いたい位置とミシンの押さえからの距離を考え、大きさを調整したクリアファイルに布をはさみ、動かないようにまち針でとめます。
(写真②)まっすぐミシンを掛けられるよう、布をはさんだクリアファイルを沿わすために、棒状のマグネットでガイドを付けています。
(写真③)ミシンをかけ終わる位置までガイドがあるように、ミシンに補助台を付けています。

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