9月25日(金曜日)、小学部5年生が秋田市公設地方卸売市場に行ってきました。青果棟、バナナ棟、水産棟、花き棟の4つの棟を見学させてもらいました。
青果棟では、広い敷地の中にさまざまな品物が並んでいました。野菜はもちろん、同じ果物にもさまざまな品種があり、色やにおいの違いを楽しみながら見学をしました。また、冷房が効いた低温室では、常温と違ってどのような品物を管理しているか確かめました。市場では、野菜も果物も、100を超える品物が取引されているようで、児童も「果物って100種類もあるの!?」と驚いた様子でした。
バナナ棟では、バナナの保存の仕組みについて説明してもらいました。「エチレンガス」を使ってムラなく均等に熟していることや、そもそもバナナは黄色い状態で輸入することは禁止されていることなど、初めて知ることが多くありました。熟す前の青いバナナは、なかなか見る機会が多くないため、興味深そうに観察していました。
水産棟では、朝方に取引がほとんど終わってしまうため、敷地内を見学させてもらいました。海のにおいがほのかに香る場内で、魚の漢字の読みを当てるクイズなどをしました。「つくり」の部分の漢字から魚の特徴を予想して答えている様子が見られました。また、棟内では、翌日に開催される「市場開放デー」に向けた準備が進められており、児童も「家族でたまに来るから、明日も来ようかなあ」と話していました。
最後に、花き棟で「せり」の様子を見学させてもらいました。階段状の座席に座っている売買参加者に向かって、卸売業者が品物を提示し、値段の交渉を行っていました。売買参加者は値段を提案する時、声ではなく手で金額を示す「てやり」を行うそうで、児童も売買参加者の手元に注目しながら見学をしていました。活発に行われている取引の様子を見て、「声も大きくてスピードも速かったから、迫力があった」という声が聞かれました。
市場の見学を通して、事前に学習した生産物の流通過程についてイメージをもてたようでした。私たちの生活を支えている品物が、多くの人たちの力によって届いているということを深く理解し、感謝の気持ちをもって過ごしてほしいと思います。






