エンターキーを押すと、ナビゲーション部分をスキップし本文へ移動します。

ここから本文です。

クイックロービジョンケア~開けやすく見分けやすく~


                  

秋田県立視覚支援学校オリジナルキャラクターのチューモくんです。

このシリーズでは、本校の相談支援活動でよく耳にする、生活上の不便さに関する話題から、対応策を紹介して喜んでいただけたものを紹介していきます。

百円ショップなどで、様々な形状のペットボトルオープナーが売られています。
(写真1 取っ手が付いたタイプのペットボトルオープナー)
お子さんやお年寄りでも軽い力でキャップを開けられるので便利ですね。
今回紹介したいのは、ペットボトルオープナーの中でも、キャップ型のものです。

キャップ型のペットボトルオープナーも、百円ショップやホームセンターの台所用品売り場で、様々な形のものが売られています。
(写真2 「シリコンくるくるオープナー」百円ショップで購入した3個セットのパッケージ)
(写真3 「シリコンくるくるオープナー」本体)
(写真4 「シリコンくるくるオープナー」をペットボトルに取り付けたところ)

キャップ型のペットボトルオープナーの特徴は、取り付けたままにしておけるということです。付けっぱなしにしておけば、いつでも軽い力でキャップを開けることができます。

また、メーカーによって、様々な形状があるのも特徴です。
複数の形のものを揃えておけば、冷蔵庫の中で、特定のペットボトルの目印になります。
(写真5 ネット等で購入した3種類のオープナーのパッケージ「ボトル水切りオープナー」「にゃっぷ」「くるっとさん」)
(写真6 3種類のオープナーの本体。
「ボトル水切りオープナー」は、花形で、水切りやプルタブオープナーの機能も備えたプラスチック製
「にゃっぷ」は、猫の足跡型のものでシリコン製
「くるっとさん」は星形でプラスチック製。同じ商品でハート型のものもある)

本校の寄宿舎では、共同で使用する冷蔵庫の中で、持ち主を特定するために使われていたこともありました。
ご家庭では、例えば、ミネラルウォーターと清涼飲料水を区別するなどの使い方もできそうです。

視覚障害者用に開発された高価な支援機器でなくても、自分にとって使いやすい道具を探すと、生活の中のちょっとした困りごとを解決することができます。
 
使い勝手は、それぞれの人によるので、「絶対にこれが一番」というものはありません。紹介した商品を参考にしながら、自分にとって使いやすいものを探してみてください。

本文はここまでです。エンターキーを押すと、本文の先頭へ移動します。
ページの先頭に戻る