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視覚支援担当者研修会

5月21日(火曜日)

県内の弱視学級等で視覚障害児を担任している教員や、放課後等デイサービス等の福祉施設で視覚障害児と関わっている職員を対象に、見え方に困難さのある児童生徒に対する基本的な指導・支援や授業づくり等の手立てや配慮について学び、学校や施設等における視覚支援の充実と、担当者間の連携強化を図ることを目的とした研修会を実施しました。

今年度は、教員4人と放課後等ディサービス職員5人の計9人の参加がありました。

午前は、「視覚に障害のある子どもと関わる際に配慮すること」をテーマとした講義を行い、授業参観では実際の学習や配慮等の様子を参観していただきました。その後の「見えない・見えにくい児童生徒への情報提供」の演習では、本校職員が弁当の中身を伝え、参加者にはアイマスクを着けて「見えない」状態で弁当を食べてもらいました。演習中に感じたことは支援を行う上で重要な視点であることを参加者の感想からも確認することができました。

午後は、今年4月から、民間事業所でも義務化となった合理的配慮についての講義と、教員グループ、放課後等デイサービス事業所グループに分かれての情報交換を行いました。

参加者からは、「充実した内容で、学びや再確認できたことがたくさんあった」「(複数の放課後等デイサービス事業所を利用している児童の)他の施設での様子を聞くことができたので、今後の支援に生かしたい」「弁当の体験では、困難さを理解することの難しさを感じ、特に考えることが多かった」などの感想が寄せられました。

本校職員にとっても、研修準備を通して普段の指導を改めて見直し、整理する貴重な機会になりました。

写真:本校職員による講義の様子
写真:アイマスクを着けて昼食を摂る様子
写真:情報交換の様子
写真:閉会行事の様子
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