令和7年12月2日発行
1 図書委員会企画「ヨムベカフェ」
昨年度から実施している図書館カフェを「ヨムベカフェ」と命名し、図書委員会活動として企画し、第1回目を10月中旬に実施しました。準備から当日、事後の反省までの活動の様子を紹介します。
9月18日の委員会活動の話し合いより
ヨムベカフェに向けての役割分担(ポスター作成、本クイズ出題など)をしました。
(写真1:祥太郎さんと夏帆さんが役割分担のフラッシュカードを見ている様子)
(写真2:蒼騎さんが役割分担のフラッシュカードの中から、自分が担当する役割を選んでいる様子)
(写真3:図書委員、小学5年・齋藤蒼騎さん制作のポスター画像)
10月14日昼休み「ヨムベカフェ」
ほっとするコーヒーや紅茶などとお菓子を味わいながら、本クイズで盛り上がりました。本クイズは次の2問が出題されました。
Q「春はあけぼの…」この本のタイトルと季節は何でしょう?
Q 私が最近借りた触る絵本が図書館にあります。ふわふわしています。何のふわふわでしょう?
参加者が答え、さらに1問目のクイズの他の季節の一節の紹介もあり、終始和やかな雰囲気でした。
(写真4:ドリンク・茶菓子を飲食しながら、みんなで談笑している様子)
(写真5:男子3人でドリンクを飲んでいる様子)
10月30日委員会活動「ヨムベカフェ」の反省
「限られた時間内でのカフェだから効率的に飲み物を提供した方がいい」「本のクイズに加えて、本棚紹介もいい」など、次回以降工夫したりできそうな意見が出ました。この改善点を反映して、次回の「ヨムベカフェ」の準備に取りかかっています。
2 図書委員のおすすめ本紹介
『変な間取りの間違いさがし』古賀良彦 監修・文響社 刊
推薦者:図書委員 小学5年 齋藤蒼騎さん
この本には、いろいろな家の間取りが載っています。間取りを見て、間違いを探したり、変な間取りを見つけたりする内容です。間取りをよく見ると、トイレにドアがなかったり、バルコニーの外に洗面台がついているなど、「なんでここにこれがあるねん!」と突っ込みたくなるような間取りが載っていて、とてもおもしろいです。ぼくは、変なところを見つけて突っ込みを入れるのが好きです。文字が大きくて、色がたくさん使われていて、線が太いので、とてもわかりやすいと思います。
この本は、だれかと一緒に見て、ゲームのように楽しむのがおすすめです。ぜひ、みなさんもこの本を楽しんでみてください。
(写真6:『変な間取りの間違いさがし』の書籍表紙画像)
3 新刊紹介
『弱視者生活いろはにほへと』日本弱視者ネットワーク 著・読書工房 刊
見えにくい人たちの日常にありがちな行動を表現した川柳の本です。サイズは大型カルタに似せた、持ちやすい大きさ(A5判)で、左ページに川柳と解説文、右ページに絵札イラストを掲載し、見開きで見ることができる構成になっています。ページの左隅にはQRコードがあり、読み込むとテキストデータで読むこともできます。「そう!あるある!この状況。」と思わず声を漏らしてしまう川柳が満載です。
(写真7:『弱視者生活いろはにほへと』の書籍表紙画像)
『バスドライバーのろのろ日記』須畑寛夫 著・三五館シンシャ 刊
さまざまな職業に就いている人たちの日常を嘘偽りなく掲載した「ドキュメント日記」シリーズの一冊。40代後半で、昔から憧れだったバスドライバーに転身した高校教師の悲喜こもごものエッセイです。普段利用しているバスの運転手さんの心のひだが読めるかもしれません。
(写真8:『バスドライバーのろのろ日記』の書籍表紙画像)
『徒手検査インパクト イラストで楽しく学ぶ!』原田晃 著・医道の日本社 刊
かわいらしいイラストで楽しく学べると好評の「インパクト」シリーズ。検査が得意な男の子「けんちゃん」が、徒手検査法の動作や注意すべきポイントなどを解説してくれます。図書室「ヨムベ」には、このほか、「マッスルインパクト」「経穴インパクト」「神経インパクト」もあります。
(写真9:『徒手検査インパクト イラストで楽しく学ぶ!』の書籍表紙画像)