今年度は、中学部生1名、高等部生5名の計6名がエントリーしました。昨年度に比べ、弁士が多かったこともありましたが、一人一人が等身大の自分を見つめ、自身の思いや今後への展望などを前向きに、ときにユーモラスに語る姿に聴衆も引き込まれていました。
高等部専攻科理療科1年の佐藤智一さんは、「旅のススメ」という演題で、障害が分かったときに「やりたいことをやれるうちにやっておこう」と、アメリカを旅行したときのことをさわやかに聴衆に語りかけ、最優秀賞に選ばれました。前向きな姿が印象的でした。
また、中学部2年の湊愛唯香さんの「わたしのちょうせん」が優秀賞に、高等部専攻科保健理療科2年生の「時間」が審査員特別賞に選ばれました。
最優秀賞の佐藤智一さんと優秀賞の湊愛唯香さんは、2025年7月3日(木曜日)に盛岡市で開催される「第74回東北地区盲学校弁論大会」に出場する予定です。大きな舞台でも自分らしさを発揮し、聴衆に思いを届けてくれることを期待しています。



