算盤3 こはぜ算盤
(2026年1月13日 初掲載)
本校相談室に、珠の部分が、爪のような形をした算盤があります。。
爪と表現しましたが、足袋を止める「こはぜ」もこのような形ですので、通称「こはぜ算盤」といいます。「TH式」以前に使われていたものです。
(写真1 通称・こはぜ算盤)

これは、明治の末に東京盲学校の岸高丈夫(後に京都府立盲学校長)によって考案された「岸高式算盤( 関東式算盤)」と呼ばれる、将棋のコマのような形をした豆板状の珠を立て起こしする算盤を改良したものです。
戦後に、愛知県小牧市の鈴木栄が岸高式算盤をプラスチック製にして大量生産したもので、正式には「明星算盤」という名称です。
小口の部分には、「鈴木工業所製」という銘板が打ち付けられています。
(写真2 明星算盤 鈴木工業所製の銘板)
