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触察4 モンテッソーリ地球儀 

(2026年1月15日 初掲載)

(写真1 大陸ごとに色分けされた地球儀)
(写真2 軸から取り外し、南極大陸を正面にした状態)

写真1:大陸ごとに色分けされた地球儀
写真1:大陸ごとに色分けされた地球儀
写真2:軸から取り外し、南極大陸を正面にした状態
写真2:軸から取り外し、南極大陸を正面にした状態

本校内に、直径16~17センチメートルほどの小ぶりな地球儀があります。文字情報は一切表示されていません。陸地部分の輪郭が浮き上がっており、大陸ごとに色分けされています(ただし、ユーラシア大陸は、アジアとヨーロッパで色分けされ、境目には触って分かる溝が掘られています)。
地軸の部分は固定されておらず、軸から抜いて南極大陸の形も触察しやすくなっています。

長年、箱もなく置かれていたので、その正体を知る人がいなかったのですが、あちこちで尋ねて、モンテッソーリ教具の一つであることが分かりました。
モンテッソーリ教具の「地球儀(大陸)」は、いくつかのメーカーで作られているようで、インターネット上では、表面の質感や台座の色が異なるものを確認できました。
本校にあるものと同じと思われるのは、学研で扱っているNienhuis社製のもののようです。カタログデータによると、直径16.5センチメートル、高さ22センチメートル、重さ470グラムとなっています。
Nienhuis社は、オランダでモンテッソーリ博士とともに教具の開発をしてきた会社だそうです(日本語表記は、ニーホイス、ニンホイス、ニンハウスなど)。

モンテソーリ教育では、この地球儀を使う前に、「地球儀(陸と海)」という、海の部分が青でつるつるしていて、陸の部分が白でざらざらしているもので、地球が「陸」「海」からなる「1つの星」であることを触って感じるのだそうです。
次の段階で、この「地球儀(大陸)」を使い、地球には7つの大陸があることや、その位置と形を学び、さらに、「地球儀(大陸)」と同じ色分けをされた、「地図パズル(世界)」を使って、立体から平面の地図の世界へと入っていき、その後は、地域ごとの「地図パズル」で学ぶというプログラムだそうです。

他県の盲学校の社会科の先生からの情報によると、本校にあるものは、以前在職していた社会科の教師が、モンテッソーリ教育のプログラムに基づく指導のためではなく、7つの大陸とその名称を学習するための教材として購入したものと思われます。

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