卒業生インタビュー2(3回目)
(2022年 初掲載)
秋田県立視覚支援学校オリジナルキャラクターのチューモくんです。「チューモくん日記」では、本校やその周辺のことについて語っていきます。
令和4年度のサマースクールの保護者学習会に向けて行った、平成14年度に本校高等部普通科を卒業した佐藤聖さんへのインタビューの6回中の3回目です。
チューモくん:前回までは、仕事の話を聞かせてもらいましたが、今回は、休日の過ごし方について教えてください。
佐藤:いろいろですが…。友達と集まって、いろんな話をしたり(お酒を)飲んだり。コロナ前はカラオケも結構行っていました。あとは、コーヒーが大好きなのでカフェ巡りとか。本を読んでいるときもあります。読んでいるというか、読ませているんですけど。
チューモくん:読ませているというのは、音声図書で読んでいるということですね。点字では読まないのですか。
佐藤:最近は音声ばかりです。キンドル(電子図書)で何でも読めるので。
あとは、バンド活動です。
チューモくん:どういうバンドですか。
佐藤:ジャンルは、いろいろ、やりたいものをやるという感じです。ちょっと懐かしいJ-popとアニソンなどですね(笑) 私はキーボード担当です。
チューモくん:バンドはいつからやっていますか。
佐藤:8年くらい前ですね。今のメンバーでは7年くらいです。メンバーは、鍵盤、ドラム、ギター、ベース、ツインボーカルの6人です。
チューモくん:練習はどれくらいしていますか。
佐藤:ライブが近くなったらスタジオを借りて、週1回2~3時間という感じです。
チューモくん:以前、友達を何人も連れてライブに行ったと聞いたけれど。
佐藤:4年くらい前に、全盲の友達6人を引っ張って(一列に連なって)7人でライブハウスに行きました。こっちでは、見えない人が見えない人を案内していくというのは、いろんな場面でよくあることですが、6人は大変でした。当初はそんなに連れて行く予定ではなかったんですが。
チューモくん:それは大変でしたね。
趣味もいろいろ楽しんでいる様子の佐藤さん。次回は移動について少し詳しく伺います。
(2025年8月22日 再掲載)