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110周年・もの 手ぬぐい

(2022年初掲載)

秋田県立視覚支援学校オリジナルキャラクターのチューモくんです。
「チューモくん日記」では、本校やその周辺のことについて語っていきます。

秋田県立視覚支援学校は、令和4年度で創立110周年。
今回は、記念の手ぬぐいについて紹介します。

2022年11月23日に行われた学校創立110周年記念式典では、記念品として、オリジナルデザインの手ぬぐいが配られました。
「秋田」の文字と点字ブロック(警告ブロックと誘導ブロックの2種類)を配したものです。デザインしたのは、本校の美術教師です。

本校の理療関係学科(高等部保健理療科、専攻科保健理療科、専攻科理療科)では、いずれもあん摩マッサージ指圧師の資格を取得するための学習をします(専攻科理療科では、その他に、はり師ときゅう師の資格を取得するための学習もします)。
マッサージが、肌に直接触れて行う施術であるのに対し、あん摩は衣服の上から行う施術です。そのため、肌が露出している部分にあん摩の施術をするときは、手ぬぐいを当てて行います。タオルと違って、薄いので体の状態が分かりやすいためです。
そんなわけで、理療関係学科の生徒や職員にとっては、手ぬぐいは不可欠なもの。これまでも、いろいろな場面で記念の手ぬぐいが配られたようです。

そこで、過去に配布された手ぬぐいを探してみたのですが、消耗品のため、なかなか現物を見付けることができませんでした。

そんな中、職員の自宅のたんすの中から出てきたのが、10年前の、創立100周年の年の手ぬぐいです。この年は、100周年記念運動会のときに記念品として配布されました。
既成のデザインに、校章と文字を入れてもらったものだそうです。

日常生活では使われることの少なくなった手ぬぐいですが、あはき(あん摩マッサージ指圧、はり、きゅうを総称してこのような言い方をします)の世界では、まだまだ現役です。

(2025年7月2日 再掲載)

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