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110周年・もの 合唱曲CD

(2022年初掲載)

秋田県立視覚支援学校オリジナルキャラクターのチューモくんです。
「チューモくん日記」では、本校やその周辺のことについて語っていきます。

秋田県立視覚支援学校は、令和4年度で創立110周年。
今回は、2003年度(平成15年度)に作成した合唱曲のCDを紹介します。

秋田県では、2003年度(平成15年度)から2005年度(平成17年度)に、特殊教育学校(現・特別支援学校)を対象として「ふれあいポート事業」が展開されました。これは、「各特殊教育学校の自主企画による体験活動を通した交流活動を実施する」というものでした。
秋田県立盲学校では、この事業で、オリジナル曲に挑戦しました。
タイトルは、『今、この瞬間(とき)を・・・。』です。
当時、高等部普通科3年生だった女子生徒の詞に、地域の音楽家が曲をアレンジしてくれました。
演奏途中に入るオカリナは、地域の陶芸家の指導を受けながら生徒たちが地域の人達と一緒に作りました。演奏にも地域の人達が多数参加しています。
曲中のオカリナ独奏は、中学部3年生と小学部6年生の男子2人。
同じく、曲中のナレーション部分は、高等部専攻科理療科2年生の女性が担当しています。

CDは、保護者や地域の方々を招いて行った完成披露のミニコンサートの演奏を録音したものです。指揮は、高野豊昭校長でした。
 
この曲は、その後、演奏されたことがなく、CDも、当時の児童生徒や職員の自宅でひっそりと眠っているようです。
このたび、当時の職員に声を掛けたところ、数名の方から、「久しぶりに取り出してみた。」という声とともに、実物を借りることができました。

『今、この瞬間(とき)を・・・。』
- 合唱とオカリナ、2台のピアノのために -

今、この瞬間を、
またとない思いを大切にして(いこう)
同じ場所でも、
時と共に変わり
感じ方やこころも少しは変わる。

なくした過去に泣かないで
今ある自分は、
過去があってこそ、此処にいる。
未来への希望を捨てないで、
きっと、今を乗り越えて、
きっと、たどり着いてみせるから・・・。

一秒として休まずに流れゆく時間を、
戸惑いながら・・躓きながら・・。
それでも、
今を乗り越えて、
やり遂げていきたい・・・。

(校歌1番)
さわやかに 流れる風は
太平山の 朝を伝える
伸びゆく国の 栄をうけて
学びの日々を むつまじく
よろこびふかく 励むわれら

再掲載にあたって、CDの音源をデータ化しました。こちらで聞くことができます。(YouTubeへ)

(2025年6月20日 再掲載)

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