令和8年11月6日発行
1 1階の『ヨムベ分館』の本を入れ替えました!
1階の共同学習室には、主に小・中学部の児童生徒が手に取りやすい「ヨムベ分館」コーナーがあります。10月22日(木)の図書委員会の活動では、この「ヨムベ分館」の本の入替えを行いました。たくさん入った新刊から、それぞれ気になる本を選書しました。
写真1 小6の児童が『ちいかわひみつじてん』を選んでいる様子。「ちいかわの絵本、かわいい絵だね。」
写真2 中3生徒が『おおのこうへいさんの絵本』を選んでいる様子。「この絵本、男の子の絵がおもしろそう。」
写真3 『ヨムベ分館』の本の展示。 図鑑や大きな文字の青い鳥文庫の新刊、大人気のヨシタケシンスケさんやおおのこうへいさんの絵本、ポケモン大図鑑、音と光の出る絵本など、わくわくする本がたくさん並んでいます。
写真4 いただいた本を並べて図書委員と記念撮影。伊藤忠記念財団よりたくさんの本やブックワゴン、ブックスタンドなどいただきました!大切に読ませていただきます。ありがとうございました。
【寄贈:児童本・一般書60冊、拡大文字本30冊、音声デイジー10セット、ブックワゴン、ブックスタンドなど】
2 図書委員のおすすめ図書紹介
酒見賢一 著 『後宮小説』 (新潮文庫刊 1993年)
小学生のころ、『三国志』が好きだった。今から1800年くらい前の中国大陸で、3つの国に分かれた話だ。個性的なキャラクターや秋田市や秋田県の人口と同じくらいの兵隊が、広い中国大陸を動くところは、日本の戦国時代とは違う、スケールの大きさを感じたものだ。後でテレビゲームも出て、よく遊んだものだった。
『後宮小説』は、酒見賢一さんのデビュー作。 400年前の素乾国という中国大陸にある、架空の国が舞台となっている。
皇帝の妻に応募して、受かった14歳の少女、銀河が主人公。後で皇帝の妻となる。しかし、国に反乱が起こってしまう。銀河は、後宮(皇帝の妻や周りの世話をする人が住むところ)を守るためにみんなと結束して戦っていく。という話になっている。
ファンタジー小説という形式なので読みやすい。それでも歴史を書いた本のような雰囲気がある。
最初に読んだ時、作者の想像力のすごさに驚いた。『三国志』は実在する話が基に作られているが、こちらは、まったくの架空の話でここまで作るには、相当歴史の本を読んだり、研究しなければできないと思った。
1989年 第1回 ファンタジーノベル大賞受賞。
作者の酒見賢一さんが2023年に亡くなった時、あるラジオ番組で、作家の高橋源一郎さんは、この賞の選考委員だった時の事を語っていた。その時、選考委員の誰も言わなくてもこの作品で決まりという雰囲気だったという。他の作家にも影響を与えている。
ここまで書いて、AIにやらせればもっと簡単に図書紹介を書けると思った。今やAIの小説も、人が書いたものと区別がつかないくらいのレベルになっている。ここまで私が、書いてきたものはAIに書いてもらったと思われるだろうか。