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関係機関 秋田県聴覚障害者支援センター

秋田県立視覚支援学校オリジナルキャラクターのチューモくんです。
このシリーズでは、障害者の相談支援等を行っている、様々な関係機関の紹介をしていきます。
今回は、盲ろう者の支援も行っている、「秋田県聴覚障害者支援センター」についてです。

概要

秋田県聴覚障害者支援センターは、その名のとおり、「聴こえに障害をお持ちの方などへの相談事業、情報やコミュニケーション支援の拠点施設」として開設されました。秋田市旭北栄町の秋田県社会福祉会館5階にあります。
運営母体は、社会福祉法人秋田県社会福祉事業団です。同事業団では、様々な施設を運営しています。
障害者関係の施設は、聴覚障害者支援センターのほか、次の施設があります。
(対象、施設名の順に記します)

視覚障害の方:秋田県点字図書館
主に肢体不自由の方:障害者支援センター御所野
主に知的障害の方:高清水園、秋田県心身障害者コロニー、阿桜園、湯沢雄勝広域市町村圏組合やまばと園、由利本荘地域生活支援センター
(同センターのHPの情報を元に構成しました)

なお、由利本荘地域生活支援センターは、以前に紹介した、基幹相談支援センター、障害者就業・生活支援センターと同じ建物に設置されています。

盲ろう者支援について

同センターでは、毎年、「秋田県盲ろう者向け通訳・介助員養成講座」を開催しています。本校では、講座の中の視覚障害の理解と歩行介助の講義と演習で、協力させていただいています。
また、この講座を修了後に、通訳・介助員となった方々が活躍する場ともなる、「秋田県盲ろう者向け通訳・介助員派遣事業」も実施しています。
対象者は、県内在住で、身体障害者手帳の視覚障害と聴覚障害の重複による障害程度が1級または2級の方です。
利用場面の例として、
・会議や講習会等への参加
・医療機関の受診
・買い物
・地域のレクリエーションへの参加
・手紙や申請書等の代筆、広報誌等の代読
等々が挙げられています。 
今年度前期は、月16~20回弱の利用がありました。(同センターHPより)  

同センターから盲ろう者の方へのメッセージ

ご担当の方に、盲ろう者の方へのメッセージをうかがいました。
「秋田県内には、盲ろう者が約100人ほどいらっしゃるらしいのですが、「盲ろう者向け通訳・介助員」派遣事業に登録している方が少ないため、実数ははっきりは分かっておりません。
大部分の盲ろう者の方は、ご家族の介助を受けながら生活していると思われますが、ご家族の負担の軽減や、ご家族が亡くなるなどした場合のことを考えれば、是非、積極的に「秋田県盲ろう者向け通訳・介助員派遣事業」を活用してほしいと思います。」

お近くで、視覚障害に加えて聴覚障害もある方がいらっしゃいましたら、秋田県聴覚障害者支援センターの「秋田県盲ろう者向け通訳・介助員派遣事業」について教えてあげてください。また、現在、視覚障害で手帳をお持ちの方で、聞こえにも困難が生じてきた場合も、一人で悩まず、相談してみましょう。

(2025年11月14日 再掲載)

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