エンターキーを押すと、ナビゲーション部分をスキップし本文へ移動します。

ここから本文です。

アプリの話 耳で聴くハザードマップ

(2024年 初掲載)

秋田県立視覚支援学校オリジナルキャラクターのチューモくんです。
このシリーズでは、本校職員ムサカ(仮名)から聞いたスマホアプリの話を紹介していきます。
今回は、秋田県でも運用になった、「耳で聴くハザードマップ」についてです。

ムサカ:チューモくんは、「耳で聴くハザードマップ」を開いてみましたか?
チューモくん:そういうものがあるんですか?。
ムサカ:秋田県でも、2024年5月10日から運用が始まりました。Uni-Voice Blindというアプリの中に組み込まれています。
チューモくん:Uni-Voice Blindといえば、音声コードUni-Voiceという2次元コードを読み上げてくれるアプリですよね。
ムサカ:そうなんです。紙などに印刷された2次元コードを、スマホのカメラで読み取ると読み上げてくれるものです。「耳で聴くハザードマップ」は、トップ画面の「音声コードのスキャン」の文字の下に並んでいるアイコンの中の、「現在地の情報」から入っていきます。
チューモくん:どれどれ…。あ、現在地の住所と天気の状況の読み上げが始まりました。自動的に再生する機能を止めることもできるんですね。
ムサカ:そうですね。この画面に「ハザードマップ」というアイコンがあるので、タップしてみましょう。すると「耳で聴くハザードマップ」になります。
チューモくん:「この場所の洪水のハザードマップの状況を読み上げます」と読み始めました。画面を上下にスワイプすると、「洪水」「土砂災害」「高潮」「津波」のハザードマップ情報に切り替えてくれるんですね。
ムサカ:そうです。秋田県では、高潮ハザードマップは設定されていませんが、「洪水」「土砂災害」「津波」の3つについて、避難所の情報も含めて読み上げてくれます。
チューモくん:災害時に、その時々の情報を得ることはできますか?。
ムサカ:一つ前の「現在地の情報」の画面に戻って、ハザードマップのアイコンの右側の「地域のお知らせ」をタップしてみましょう。
チューモくん:あ、「秋田県の避難情報」と「秋田市からのお知らせ」というのが出てきました。「秋田県の避難情報」の方をタップしてみますね。「避難情報は発表されていません」「避難所は開設されていません」と読み上げました。
ムサカ:そうですね、今は、秋田県では、何も起こっていませんからね。ちなみに、トップ画面で、「耳で聴くWebサイト」のアイコンをタップすると、「秋田県の避難情報」のほかに、「耳で聴くWeb」ポータルサイトにもつながって、このアプリを導入している全国各地の自治体の災害や防災に関する情報のほか、自治体等が発信している様々な情報を聞くことができますよ。
チューモくん:災害が起きないことが一番いいですが、自宅や学校、職場など、よく行く場所のハザードマップは、確認しておきたいですね。

耳で聴くハザードマップについての詳細は、
秋田県防災ポータルサイト
https://www.bousai-akita.jp/pages/?article_id=646
または、
Uni-Voice事業企画株式会社
https://www.uni-voice.co.jp/
で、お確かめください。


耳で聴くハザードマップ導入自治体は、令和6年4月1日現在、青森県(40市町村全域)、秋田県(25市町村全域)、富山県(15市町村全域)、石川県(19市町村全域)、福岡市、熊本市、東京都目黒区、同世田谷区、同江戸川区だそうです。

(追加情報)
 令和7年10月現在、導入自治体はかなり増えています。
1.都県全域で導入しているところ(各県内の政令指定都市・東京23区を含む)
 青森県、秋田県、富山県、東京都、千葉県、静岡県、三重県、鳥取県、熊本県
 (石川県は取りやめたようです)

2.政令指定都市のみで導入しているところ
 仙台市、横浜市、神戸市、広島市、福岡市

3.他言語版が閲覧できる自治体
 東京都港区、仙台市、神戸市

(2025年10月20日 再掲載)

本文はここまでです。エンターキーを押すと、本文の先頭へ移動します。
ページの先頭に戻る