110周年・もの 足踏み式点字手動製版機
(2022年度初掲載)
秋田県立視覚支援学校オリジナルキャラクターのチューモくんです。
「チューモくん日記」では、本校やその周辺のことについて語っていきます。
秋田県立視覚支援学校は、令和4年度で創立110周年。
今回は、以前、使われていた教材教具「足踏み式点字手動製版機」を紹介します。
2枚重ねた亜鉛板に点字を打っていくもので、製版した亜鉛板の間に点字用紙を挟んで、プレス機に掛けると、点字用紙に点字が浮き出します。点字プリンターが導入される以前、同一原稿を大量に印刷するときに使われていました。
写真は、土崎の旧校舎の印刷室にあった頃のものです。右が足踏み式点字手動製版機、左がプレス機です。
現在、この機械を使用することはなくなりましたが、土崎校舎で使われていたものが、かがやきの丘技術交流センターのホールに展示されています。
視覚支援学校においでの際はご覧ください。
(2025年6月26日 再掲載)