関係機関~Eyeサポートネット秋田~
2025年4月
秋田県立視覚支援学校オリジナルキャラクターのチューモくんです。
このシリーズでは、障害者の相談支援等を行っている、様々な関係機関の紹介をしていきます。
今回は、複数の関係機関が連携する「スマートサイト」について紹介します。
「スマートサイト」という名前を聞いたことはありますか?
これは、アメリカで眼科医を対象に2005 年に導入されたもので、見え方に困難さがある患者を眼科医が診察した場合に、近隣のロービジョン関連情報が掲載されているリーフレットをダウンロードして、患者に手渡すというシステムです。
日本には、2007年に紹介され、2010年に兵庫県で採用されました。現在は、全ての都道府県ごとに作成され、使われています。
秋田県でも、2016年に、県内の、眼科医療、福祉、労働、教育等の10の関係機関が集まって秋田県スマートサイト推進委員会が立ち上がり、各関係機関を紹介するリーフレットの配布を行っています。視覚支援学校が事務局を担当しています。
2024年、推進委員会に「Eyeサポートネット秋田」という愛称が付きました。
また、内容を更新したリーフレットも完成し、現在、各関係機関に配布している最中です。
視覚障害とひとくくりに言っても、それぞれ悩んでいる状況が異なります。見え方で困りごとのある多くの方に、手に取ってもらい、それぞれの悩みに対応する機関につながっていただければと思います。
本校のホームページからもダウンロードできますので、「様々な相談のリーフレット」のページからご利用ください。