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8号(特別支援教育アドバイザーから、一年のまとめ・新年度に向けて、今年度のセンター的機能の取組など)

2026年2月27日
発行:きこえとことば支援センター(秋田県立聴覚支援学校内)

つながる、続ける

特別支援教育アドバイザー
新井 敏彦

昨年11月、東京2025デフリンピックが開催されました。秋田県関係では、本校の卒業生2名が陸上競技に出場し、大きな感動と希望を与えてくれました。たくさん報道されたこともあり、この大会を通して聴覚障害や手話に関する理解が広がったことをとてもうれしく思いました。

さて、今年1年県内の難聴の子どもたちが学んでいる様子を見せていただきました。担任の先生と子どもたちが、毎日指導を積み重ねることで、がんばっている姿、成長している姿などをたくさん見せていただきました。難聴の子どもたちの成長は、聞こえの程度にかかわらず、指導や支援をしっかり続けることが大切であることを改めて感じさせられました。

次に、中学生や高校生の教育相談についてです。中学、高校と進むにつれて、部活動などで忙しくなり、なかなか教育相談を受けることが難しくなってきます。しかし、長期休みなどを利用して年数回、教育相談を続けている生徒もいます。教育相談では、学校生活が充実したり、希望する進路が実現したりすることにつながる支援をしています。生徒は、学校生活の様子や日頃の悩みを相談する機会にもなり、元気な気持ちになって帰っているようです。また、教育相談をきっかけに、職員研修会を開催する学校が多く、中学校や高校との大事なつながりができました。

このように教育相談の回数は少なくてもかまいませんので、子どもたちとのつながり、学校とのつながりを続けていくことで、切れ目ない支援が行われることを願っています。年度末、引継ぎの時期を迎えています。きこえとことば支援センターをご利用ください。

一年のまとめ・新年度に向けて

年度末になり、引継ぎ資料について準備している時期かと思います。今年度行ってきた、学級(交流学級や通常の学級、難聴学級)で勉強するときの配慮等の取組について、本人や保護者、関係職員と確認の上、4月から順調なスタートが切れるようにしましょう。 

関係職員⇔担任⇔本人⇔保護者【引継ぎ資料】〈例〉
◆難聴学級、交流学級で学習する教科の選定
◇自立活動の時間設定
◆補聴器等の自己管理(学校、家庭)
◇環境調整(座席、音環境等)
◆交流学級での聞こえへの配慮(先生の話、友だちの発表)
◇校内放送やCD、DVD教材使用時の聞こえと理解
◆難聴理解学習・職員研修の計画
□個別の教育支援計画
□個別の指導計画 (→手立ての記入)
□使用した教材/教具
□授業や生活の様子が分かるもの
□補聴器等のデータ
□各種検査結果(聴力検査、言語検査など)
□面談の記録
□医療機関とのやり取りに関わる記録

今年度のセンター的機能の取組について

本校は、全県の難聴の子どもたちとその在籍校を対象に、ニーズに応じた支援を行っています。
今年度、難聴理解学習や職員研修は、新入学やクラス替えを機に計画してくださる学校が多くありました。事後の感想には「ほちょうきはAさんと先生しかさわれないことが分かりました(児童)」「大事なことは相手の気持ちを考えることです(児童)」「相手を理解し、自分のできることを考え、寄り添う行動をしていきたい(担任)」等、誰もが学びやすい環境作りにつながるコメントをいただきました。
また、毎年本校で開催している難聴児童交流会をはじめとして、先生方や保護者同士がつながりを作る場を設定し、たくさんの方に活用していただくことができました。今後も、難聴の子どもたちの出会いと仲間づくり、情報交換の場を提供していけるように取り組んで参ります。   

〈令和8年2月現在の実施・利用数〉

本校での教育相談など23人
サテライト教室(北)9人
サテライト教室(南)3人
難聴児童交流会(計3回)16家族
難聴理解学習22校
難聴理解研修18校
オンライン情報交換ルームのべ11人

センター的機能の実際~難聴理解研修(職員向け)~

難聴児の在籍(予定)校からご依頼をいただいたあと、対象人数や時期、内容等を相談しながら実施しています。先生方の希望に合わせて対応しますので、お気軽にご相談ください。

【例】

(1)はじめて難聴児が入学するので、難聴の基礎知識や補聴機器の扱い方について知りたい。
(2)難聴学級の他、通常の学級に複数の難聴児が在籍している。全職員対象で夏季休業中に実施したい。
(3)毎年職員研修を実施しているので、今年度は新任者中心に少人数で実施したい。
職員研修の様子の写真

〈報告〉第3回オンライン情報交換ルーム

1月13日(火曜日)、今年度最後の「オンライン情報交換ルーム」を開催しました。今回は、小学校1校、中学校2校の先生方にご参加いただき、「今年度のまとめと来年度への引継ぎ」をテーマに情報交換を行いました。

先生方からは、「中学校へ進学するにあたり、どのような引継ぎの仕方がよかったか」「高校進学に向けてどのような力を身に付けさせるとよいか」等の悩みや課題が出され、引継ぎの実際や自己理解を促す学習のポイント等について、情報交換しました。

情報交換ルームのZoom画面の写真

令和8年度のセンター的機能申し込みについては3月上旬、学校宛てにご案内(メール)します

サテライト教室、教育相談(定期)について継続利用をご希望される場合は、保護者と相談の上、申込書の早めの提出をお願いします。 

申し込み締切 4月10日(金曜日)

初めて利用を検討される方は、電話等でご相談いただいてからでも構いません。ご不明な点がありましたら、下記までご連絡をお願いします。

お問い合わせ

きこえとことば支援センター(秋田県立聴覚支援学校内)
【直通携帯電話】090-8784-6302 
〒010-1409
秋田市南ケ丘一丁目1番1号
【聴覚支援学校】
TEL:018-889-8572
FAX:018-889-8575             
E-mail:chokaku-s_shien@akita-pref.ed.jp

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