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2号(オンライン情報交換ルームの取り組み、授業づくりの配慮点①)

2026年5月21日
発行:きこえとことば支援センター(秋田県立聴覚支援学校内)

「きこえとことば支援センター」ご利用のススメ 

特別支援教育アドバイザー 
新井 敏彦

新しい年度がスタートし、1か月が過ぎましたが、聞こえにくい子どもたちも、それぞれの学校で、新しい友達や先生たちと元気に過ごしていることと思います。一方で、初めて難聴の児童生徒を担当された先生方は、「どのように聞こえているのだろう」、「自立活動では、何を教えたらよいのだろう」など、様々な疑問や悩みもあることと思います。
そのような時は、本校「きこえとことば支援センター」のご利用をおすすめしています。ご自分で調べてみたい場合は、本校ウェブサイト内にある「きこえとことば支援センター」のサイトをご覧ください。ご自分の知りたいことを「聴覚障害支援ガイド」で調べることができます。また自立活動について知りたい場合は、「自立活動の実践例」にたくさんの実践例がありますので、担当する子どもの学年や実態にあわせて参考にしてください。  

また、子どもたちの困り感は、成長に伴い変化していきます。小さい頃は、自分の聞こえにくい状態を自覚できなかったり、大きくなるにつれ「特別視してほしくない」という気持ちになったりすることもあります。このような障害認識の場合、担当する先生方の対応は一層難しくなります。そこで、担当する子どもに合わせて、もっと深く知りたい場合は、各学校のご都合にあわせてきこえとことば支援センター職員が出向いて行う「難聴理解研修」や「在籍校訪問」があります。この他にもセンター的機能のメニューはたくさんありますので、子どもたちが充実した学校生活を送ることができるよう、きこえとことば支援センターをもっともっとご利用ください。

第1回オンライン情報交換ルームを開催しました(4月17日)

難聴のお子さんを担当している先生方がつながり、気軽に情報交換をしたり、悩みを話し合ったりする場として「オンライン情報交換ルーム」を開催しております。第1回目は、年度が開始して間もない時期ではありましたが4名の先生にご参加いただきました。全員「難聴学級を担任するのが初めて」とのことで、「支援が適切なのか」といった共通の悩みが聞かれました。

【参加者の感想】

  • 不安や悩みもたくさんあったので話を聞くことができて安心した。
  • みんな大変な思いをしながら頑張っていることを知る機会をいただいた。明日からできることを考えていきたい。
  • 難聴学級が、児童の安心して過ごせる場所になればよい。
  • この機会に相談したり研修したりしながら勉強していきたい。

【新井アドバイザーから(一部)】

  • 子どもの聞こえや理解を確認する方法として書かせる、復唱、動作化なども有効
  • 何でも話せる、相談相手になることも担任の大事な役割

《今後の予定》期日が近づいたら学校にご案内いたします

  • 第2回目10月9日(金曜日)15時45分から16時30まで
  • 第3回目1月13日(水曜日)13時30分から14時30分まで

聞こえにくい児童生徒の授業づくりの配慮点①

難聴児は、場面によって「聞こえる時」と「聞こえない時」があるため、周囲からその困り感が理解されにくいです。そのため、一人一人の「きこえ」に合わせた適切な配慮を行うことが大切です。

  • 話し方の工夫
  • 視覚的情報の提示
  • 理解の確認
  • さりげないサポート
  • 周囲の理解
  • 自分から聞こう、学ぼうとする姿勢の育成

通常学級・交流学級における具体的な支援内容については、バックナンバー【R7でんでんくんNo.3、No.5】や【聴覚障害支援ガイド21~23ページ】に掲載しておりますので、ご覧ください。

きき取りにくさのあるのお子さんへの配慮等

「きき取りにくさ」には「難聴」の他、「一側性難聴」「きき取り困難症(LiD)/聴覚情報処理障害(APD)」などがあります。また、最近では長期的な音楽の聴取などの影響によるきき取りにくさ(Hidden Hearing Loss)も指摘されています。いずれも環境調整と周囲の理解・配慮が有効です。

でんでんくんの送付、掲載内容の希望から

今年度もたくさんのご回答ありがとうございました。掲載内容の希望として多かったのは、進路情報や学習支援についてでした。卒業生の進路状況や求人情報、交流学級における配慮のポイントなどについて随時情報提供していきます。

〈掲載内容の希望(一部抜粋)〉

  • 進路情報
  • 学習支援の方法(合理的配慮を含む) 
  • 泊を伴う学校行事における補聴機器の扱い
  • 学校生活での配慮点 
  • 学習状況調査や全国学力テストの取り扱い
  • セルフアドボカシースキルの習得     
  • 正しい発音を習得できるためのアプローチ等
    ※セルフアドボカシーとは、障害者が自らの必要な支援を主張し、適切な配慮を得るためのスキルです。

ご不明な点、詳しく知りたい点がございましたら、気軽にお問い合わせください。

お知らせ

県南地区の難聴児童交流会

6月25日(木曜日)に大曲交流センターを会場に実施予定です。
詳しい内容や参加申込書については、後日、在籍校へ送付いたします。

お問い合わせ

きこえとことば支援センター(秋田県立聴覚支援学校内)
【直通携帯電話】090-8784-6302 
〒010-1409 秋田市南ケ丘一丁目1番1号
【聴覚支援学校】
TEL:018-889-8572
FAX:018-889-8575             
E-mail:chokaku-s_shien@akita-pref.ed.jp

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