卒業生の声(令和7年度)
高等部卒業生に次の4つを質問しました。
(1)入学にあたって
(2)部活動
(3)寄宿舎
(4)学んでよかったこと
(1)入学のきっかけ
私は、中学部3年生から聴覚支援学校に入学しました。学習内容を理解したいと思ったからです。普通高校に通うと、勉強が追いつかず、遅れてしまいそうだと感じていました。高等部の体験学習に来た際、先生や先輩がゆっくり丁寧に話してたり、手話を使って話したりしてくれたことで、授業や話の内容が理解できると思い、この学校に決めました。
(2)部活動で得たこと
体力が付きました。先生と相談しながら練習メニューを組んだり、専門の先生(やり投)に来ていただいたりして記録を伸ばすために練習を重ねました。そのおかげで少しずつ記録が伸び、努力を積み重ねることの大切さを学びました。
(3)寄宿舎で身に付いたこと
洗濯や掃除など身の回りのことを自分で行うことで、生活する力が身に付きました。
下校後にグラウンドで野球やラグビーをしたり、体育館でバスケやバトミントンをしたりして体を動かしたことも楽しかったです。一人一人に丁寧にいろいろなことを教えてもらえて、安心して話したり相談したりすることができました。
(4)聴覚支援学校での学び
私は産業技術科で、木工製品の製作を通して、ものを作る喜び、正確に丁寧に設計し製作することの大切さを学びました。様々な先生から、挨拶や人への感謝などの基本的なこと、報連相の大切さなど自立するために大切なことを教えていただきました。また、信念をもつことの大切さを学びました。
学習面では、自分に合った方法で理解を深めることができ、生活面では寄宿舎生活を通して自立する力が身に付いたと思います。また、自分の聴覚障害と向き合い、前向きに生活できるようになりました。陸上の全国大会やインターンシップなどでたくさんのろう者と交流する機会も得ることができました。障害をもっていても明るく前向きに努力している人たちと出会い、自分だけではないと思ったことから障害を受け止めることができるようになりました。
