自立活動だより1号
秋田県立聴覚支援学校自立活動部
令和7年4月18日発行NO.1
あなたの補聴器だから、自分でしっかり調べましょう!
フック
・ぐらぐらしない
・汚れていない
・耳にぶつかって痛いところはない
ボリューム
・スイッチはよく動く
・ 音の大きさがわかる
チューブ
・抜けやすい、長すぎるということがない
・折れていない
イヤモールド
・汚れていない
・耳垢がつまっていない
・つなぎ目がぐらぐらしていない
MTスイッチ
・いつもと同じように動く
・M、MT、Tどの位置でも音がきちんと聞こえる
電池ホルダー
・しっかり閉まる
・中にほこりやサビがない
《クイズ》正しいのはどちらでしょう?
①補聴器を乾燥ケースに入れるとき、電池は(はずす・はずさない)
②補聴器は汗や水に(つよい・よわい )
③聴覚支援学校で、先生がマイクで話すとき、補聴器のスイッチは(M・MT)
④寒いところだと電池の力は(よわくなる・かわらない・つよくなる)
☆答えはおうちの人や先生に聞いてみよう
電池の捨て方
補聴器の電池は、小さな穴から空気(酸素)を取り込んで発電します。火事の心配があるので、使用後はセロハンテープを貼って絶縁しましょう。
また、使用後の電池に白いさびが出ることがあります。触ったらすぐに手を洗い流しましょう。
※学校での電池販売は年2回です。(7月、1月)
東京2025デフリンピック開催!
デフ(Deaf)とは、英語で「耳が聞こえない」という意味です。デフリンピックは国際的な「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」です。
デフリンピックでは、「耳」が聞こえなくても、参加者が不利にならないよう「目」でわかる様々な工夫がされています。目で補うことを「視覚保障」といいます。
東京2025デフリンピック大会情報サイトより引用 URL:https://deaflympics2025-games.jp
2025年11月15日から12日間で21種目が行われます。本校の卒業生や東北出身の選手も出場する可能性があります。みんなで応援しましょう。
本大会のエンブレム考案は、筑波技術大学の多田さん(盛岡聴覚支援学校卒業生)です。
自動文字起こしのアプリを活用しよう!
使用する端末のマイクの性能や音環境によって認識率は変わりますが、数年前に比べてかなり精度が上がっています。文字は目で見て確実に理解する手掛かりです。将来に備えて、自宅やお店、病院などで試してみませんか。使うときは、「耳が聞こえない/聞こえにくいので音を文字に変えるアプリを使わせてください」と相手に断ってから机上に置きましょう。
YYProbe(ワイワイプローブ)
・ルビあり
・一日の利用時間制限なし
・月間利用可能時間 100時間
UDトーク(ユーディートーク)
・コミュニケーションのユニバーサルデザインを目指したアプリ
・利用時間制限なし
音声文字変換&音検知通知
・一日の利用時間制限なし
・Android(アンドロイド)のみ
・サイレンや家電の音を登録できる