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高等部1年「自主研修」(令和8年2月10日)

来年の修学旅行に向けて、自主研修に行きました。

1.ねらい

・秋田県の伝統や文化、自然や科学などに触れ、ふるさと秋田の魅力を再発見する。
・来年度の修学旅行を見据え、自ら計画を立案し、実行する力を培う。


2.事前連絡

施設の方へ自分たちでメールで依頼を行いました。

(1)赤れんが郷土館

施設の方へ見学や体験を依頼するメールを送るのは初めての経験でした。生徒たちは、自分たちのきこえにくさについて説明するとともに、どのような配慮があると理解しやすいのか考えて依頼文を作成しました。
実際の見学では、説明の仕方を工夫してくださったり、手話を練習して迎えてくださったりするなど多くの配慮をしていただき、事前に伝えることで、より分かりやすい見学や体験につながることを実感しました。聴覚障害への理解を深めようとしてくださる姿に触れ、人の温かさも感じることができました。

(2)秋田市民芸能伝承館ねぶり流し館)

(3)八橋人形伝承館

3.事前学習

秋田市以外に居住している3名ですが、限られた時間の中でも効率よく、充実した見学・体験となるよう、3人で何度も話し合いを重ねながら、コースを考えました。自分たちで計画を立て、主体的に見学に臨みました。

<日程>

4.当日の様子

(1)赤れんが郷土館

【外観】
青空の下、赤と白のコントラストと
レンガの美しさに目を奪われました。
【担当者の説明】
マスクをはずして、
資料と文字を活用してゆっくり話してくださり、
非常に分かりやすい説明でした。
【現役のシャッター】
閉じる時は自動で、開く時は手動なのだそうです。
当時の技術の高さに驚きました。
【お礼の挨拶】
「丁寧に説明していただき、
ありがとうございました。
また来たいです。」と伝えました。

(2)秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)

【挨拶】
「耳が聞こえにくいので、ロジャーマイクを
首からかけて説明をお願いします。」
【竿燈まつりの説明】
祭りへの熱い思いを聞き、
メモを取る手が止まりません。
【幼若に挑戦】
バランスを取るのにもコツが必要です。
【太鼓の実技体験】
リズムガイドのテンポに合わせて、
流し囃子を演奏しました。

(3)八橋人形伝承館

【挨拶】
聞こえにくさの説明をし、ロジャーマイクを
首からかけていただくお願いができました。
【手話での会話】
手話を覚えて話しかけてくださり、皆感動しました。
【絵付け】
黙々と絵付け作業に
取り組みました
【完成】
こだわりの一品ができました。
【完成品】
左から「きなこ2世」「ピピ」
「ゴンニャン」
招き犬?猫?狐?

5.自主研修報告会(生徒の感想)

(1)赤れんが郷土館

  • 当時の工費は5万円で、今の価値では50億円と聞き、とても驚きました。館内には高級な大理石が
    多く使われており、当時の建物の豪華さを感じました。
  • 窓には明治時代の鉄製シャッターがあり、113年たった今も現役で動いていると聞き、当時の技術
    の高さに圧倒されました。
  • 豪華な建物であると同時に、火災から守るための工夫がされていることから、先人たちの防火意識の高さに感銘を受けました。
  • ただ古い建物を眺めるのであなく、そこに込められた守るための工夫を見習い、貴重な歴史を未来に繋ぐ大切さを改めて実感しました。

(2)秋田市民俗芸能伝承館ねぶり流し館)

  • 竿燈祭りや秋田の伝統的な祭りの歴史について知ることができ、とても勉強になりました。
  • 竿燈の体験では、予想以上にバランスを保つのが難しく、竿燈が倒れてしまいそうで怖かったです。
  • 実際に竿燈を体験したことで、竿燈を支える技量の高さが、見る人を惹きつける魅力につながっているのだと感じました。

(3)八橋人形伝承館

  • 八橋人形の背中に色が塗られていないのは、昔は絵の具が高値だったため、安く作る工夫だったと知り、昔の知恵や伝統が今も受け継がれていることにすごいと思いました。
  • 金色の絵の具もあり、驚きました。金色を使うと人形がぐっと華やかになりました。
  • 事前にメールで、ロジャーマイクの使用やゆっくり話していただくことをお願いしていました。すると、八橋人形伝承館のみなさんが、「ありがとう」「かわいい」などの手話を使って話してくださり、とても嬉しかったです。
  • それまで八橋人形という存在を知りませんでしたが、お話聞いたり絵付け体験をしたりする中で、八橋人形の温かさだけでなく、何よりも秋田の人の温かさを実感しました。

今回の自主研修は、地域の伝統文化に触れ、先人が受け継いできた技術や知恵、文化を守り続けてきた人々の思いを学ぶ機会となりました。また、生徒が自ら計画を立て、施設への依頼メールの作成を通して、自分たちのきこえにくさや必要な配慮をどのように伝えるかを主体的に考えました。自分の状況を相手に伝えながら社会と関わっていくことの大切さを学ぶ、貴重な時間となりました。


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