しんろだより「道」最新号
令和8年3月6日発行(第8号)
ルール、モラル、時代の常識
先日、県外の聴覚支援学校を3校視察する機会に恵まれました。全て高等部のなかに専攻科を有する学校です。
ある学校にて、「就労生活目前の専攻科生徒には、学校のルールよりも企業のルールを意識して生活してほしいと考えている。そのため、周辺企業と連携した取組として、生徒のアルバイト体験を奨励している」というお話がありました。普通校の生徒が卒業後に大学生活などで経験するアルバイト。その経験を専攻科在籍中に積むことで社会との接点を増やし、社会人としての醸成を図るねらいがあるそうです。
昨今、話題となっている“社会のあたりまえ”と“学校のあたりまえ”の違い。“学校のあたりまえ”ルールは、たとえブラックであっても曖昧であっても校則としてまとめられ、関係者全員に示されます。では“社会のあたりまえ”ルールはどうでしょう。私自身、「そんなことも知らないのか?」と周囲の冷ややかな視線とともに勉強不足を自省させられる場面が多々あります。「これは常識だから」と誰からも気にとめてもらえず、不安に駆られて書籍やネットで調べます。しかし、どれだけ調べても底が見えません。“社会のあたりまえ”において「これが正解」は見つからないのです。 見学を終えて玄関へ向かう途中、「専攻科生徒には、自由な服装で登校(出社)が可能な日にどんな服装で行くのか、社会常識を踏まえながら自分で決められる大人になってほしい」とのお話がありました。私はただ頷くばかりでした。
文責:進路指導主事 伊藤健人
高等部弁論大会
2月6日(金曜日)、高等部の名物行事「弁論大会」が実施されました。テーマの選定から論理的な文章の構築、聞き手に伝わるような工夫と発表態度。高等部生徒にとっては内容だけでなく、自分自身の内面の成長も評価される大切な行事です。
アイデンティティ、友達のこと、これまでの生活で感じていたことなど、「高等部在籍の今だからこそ言える思い」の溢れる発表が続きました。その思いは参観した中学部生徒、保護者、本校職員など、全てに伝わったはずです。
最優秀を決める、その後の審査員協議が難航したのは言うまでもありません。気持ちの上では全員が最優秀!の対象でした。







同窓会説明会
同窓会入会式に向け、本校の卒業生である同窓会会長を講師に迎えて「同窓会の役割と卒業後の心得」について説明をいただきました。同窓会の成り立ちやその目的と活動内容、社会人としての心構えや卒業後の充実した生活などについて、分かりやすい資料を提示しながらの講演は、生徒にとって有意義な機会となりました。
同窓会入会式
例年、卒業式予行、賞状授与式に引き続き行っている同窓会入会式当日の様子です。



巣立ちゆく先輩方から
今年度の卒業・修了生は、小学部1名、高等部1名、の計2名です。4月からは進学して、それぞれの道へ進んでいきます。
高等部3年生からいただいた、新生活の抱負や在校生へのメッセージをご紹介します。

お知らせ
近日中に進路希望調査を配付します。新年度になってから回収しますので、春季休業中に各家庭で相談、ご記入をお願いします。進路希望調査は、個別面談時の進路に関する情報提供や、学習の充実を図るために活用させていただきます。
今年度最後の「しんろだより~道~」となりました。一年間ご覧いただき、ありがとうございました。次年度も、進路に関する様々な情報を発信して参ります。知りたい情報や疑問などがありましたら、進路希望調査にご記入いただくか、学級担任や進路指導部員までお気軽にお知らせください。