本校高等部普通科では、他校で学ぶ同年代の生徒の試験への取り組み方を知ることで学習意欲を高めるとともに、大学入試において聴覚障害に関する必要な配慮について具体的に考える機会とすることを目的に、他校での模擬試験受検を行っています。今回は2回目となります。
今回は、集団の中で英語のリスニングを受検することで、代替問題との違いや自分にとって聞き取りやすい座席配置について実感をもって考えることができました。2年後の大学受験をより具体的に意識する貴重な機会となりました。また、秋田令和高等学校の先生方へ聞こえにくさへの配慮をお願いする際に、敬語を意識して挨拶を行うなど、卒業後を見据え、社会人として求められる言葉遣いや関わり方を学ぶ機会ともなりました。

「普段は3人で受検しているため、集団で模擬試験を受ける機会をいただき、ありがとうございます。ロジャーマイクの使用などのお願いがあり、申し訳ありませんが、よろしくお願いします。」と、集団での受検を意識し、必要な配慮を担当の先生へ自分の言葉で伝えました。

英語のリスニングでは、集団補聴システムのロジャーマイクをどのように活用するのかを事前に話し合い、試験に臨みました。
CDデッキのスピーカー前に、ロジャーマイクを置き、グループモードで聞き取りを行いました。開始前には音量の確認もしていただき、安心して試験に臨みました。

試験終了後には、校長先生へ一人ずつ感想とお礼を伝える機会をいただきました。
自分の気持ちを言葉にして、感謝の思いを伝えました。

直接事務室の方へ学校名と名前を伝え、その日のお願いや終了後のお礼を自分たちの言葉で伝える姿が見られました。
初めての場所でも、進んで挨拶する姿が印象的でした。
■生徒の感想■(タップまたはクリックすると表示されます)
・令和高校ではさまざまな配慮のお願いを快く受け入れてくださり、大変ありがたく感じました。
・担当の先生がロジャーマイクを首からかけてくださり、声も大きくはっきりしていて、とても聞こえやすかったです。
・英語のリスニングではロジャーを活用することで、一応聞きとることができて良かったです。
・今回は前から4番目の席でしたが、聞き取りにくさを感じることはありませんでした。周囲の様子を見ながら行動しやすい、後ろから2番目あたりの席が自分に合っていると感じました。